テラス沼田 (沼田市役所)

Before:グリーンベル21 → After:テラス沼田 (沼田市役所)

改修前(沼田サティ)外観/撮影:穂坂昭、提供:プランツアソシエイツ

不要な外壁を減築し閉鎖的な商業施設から開放的な施設に/撮影:穂坂昭、提供:プランツアソシエイツ

スラブを撤去(減築)して生まれた光がそそぐ吹抜け/撮影:吉田誠、提供:プランツアソシエイツ

外壁を撤去して生まれた町を見渡せる屋外テラス/提供:プランツアソシエイツ

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撤退した大型商業施設を「減築」をキーワードに市庁舎に。床を撤去した吹抜けに光が入り、外壁を撤去し町に開かれたデッキがうまれた。

リノベーション概要

BeforeAfter
建築名称グリーンベル21テラス沼田 (沼田市役所)
TERRACE NUMATA (Numata City Hall)
建築用途商業施設 大型量販店 集会施設, 事務所 地区センター 庁舎
建築概要/
Renovation 概要

沼田サティ(総売場面積8,800m2)を核店舗に、専門店46店が入居していた大型商業施設。2000年、沼田サティを運営するマイカルは全国で赤字店を閉鎖する方針を打ち出し、2002年に撤退した。

<プランツアソシエイツWebサイトより>市の中心部にあって長らく空き家状態にあった築25年の商業施設を、市役所を中心とした複合施設へと再生したプロジェクトである。閉鎖空間の積み重ねであった既存建物を、採光や通風の取れる快適な空間に変えること、また、今後、市が施設を維持していく上での負担を減らすよう、大胆に減築を行った。防災庁舎として災害時の拠点ともなることから、建物をほぼスケルトン状態にまで解体した上で、ブレースの追加や基礎補強などの耐震補強を行うことで建物の重要度係数を1.5に引き上げている。 市役所のメインフロアとなる3階には、施設中央に最上階まで吹抜けのアトリウムを設け、施設内に立体的な関係性を生み出した。各フロア1辺60m以上に及ぶ四角い形状の施設であるが、このアトリウム面に開口を設けることで、建物中央付近の部屋であっても、光や風を感じることができている。・・・外壁の位置を内側に下げることで、各所にテラスを設けているが、これらのテラスは、内外を繋ぐ中間領域として機能するだけでなく、非空調空間であることでランニングコストの削減に大きく寄与している。

概要その他

設計者
プランツアソシエイツ/宮崎浩
所在地
群馬県沼田市下之町字滝棚888
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改修年
2019
建築規模
建築面積:4,304.40 m²(既存 4,489.59㎡)、延べ床面積:24.066.01㎡(既存 28,843.14㎡)、階数:地上7階、高さ:35m,
掲載書誌
新建築2020年3月号、公共建築のリノベーション/建築ジャーナル2019年7月号/増改築の法規入門(日経BP)/ディテールの教科書 防水・水仕舞い編(日経BP)
賞・選定
BELCA賞ベストリフォーム部門受賞/日本建築防災協会理事長賞・耐震改修優秀建築賞
URL
https://plants-associates.com/works/terrace_numata/

リノベーションの手法・キーワード 等

用途変更, 壁面改変, 減築

 

 

 

記録作成者

氏名
桐原 武志
所属
Free JIA再生部会