ローマ第3大学建築学部、MACRO Testaccio

Before:Mattatoio di Testaccio → After:ローマ第3大学建築学部、MACRO Testaccio

食肉処理場の痕跡が残るエントランス/柳沢伸也(2005年)

中庭に集う大学生/柳沢伸也(2005年)

天井に食肉を運ぶレールが残る室内/柳沢伸也(2005年)

かつての食肉処理場をローマ第3大学建築学部、現代美術館別館および事務所等に転用。工場建物群を産業遺産として保存活用している。

リノベーション概要

BeforeAfter
建築名称Mattatoio di Testaccioローマ第3大学建築学部、MACRO Testaccio
Dipartment of Architecture Roma Tre、MACRO Testaccio
建築用途生産施設 工場 教育施設, 展示施設, 事務所 大学 美術館 オフィス
建築概要/
Renovation 概要

19世紀後半に建てられた平屋建てレンガ造の工場施設。長方形のボリュームが合理的に連続配置。食肉市場は1975年に廃止され、その後しばらくイベントスペースとして使われていた。

19世紀後半に建てられたテスタッチョ地区の食肉処理場は、新工場の建設とともに1975年に閉鎖された。広大な面積をもつ建物群は、産業遺産として保存活用されることとなり、現在では現代美術館別館、ローマ第3大学建築学部、交通警察事務所、および地域のカルチャーセンターなどに使用されている。元の工場建物の空間はほぼそのまま活用され、かつての食肉処理場のサインやレールが至る所に残され、痕跡を残したデザインとなっている。土地建物の所有はローマ市だが、利用者がそれぞれのリノベーションの発注を行った。

概要その他

設計者
Insula Architettura & Ingegneria, Stefano Cordeschi , A. Beuchat, C. Garofalo, S. Converso/ Massimo & Gabriella Carmassi/ Cupelloni Architettura
所在地
イタリア、ローマ
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改修年
2002,2010
建築規模
25,000㎡
URL
https://www.arketipomagazine.it/ex-mattatoio-testaccio-insula-architettura-e-ingegneria-cupelloni-architettura-carmassi-architecture-stefano-cordeschi-e-antonio-pugliano-roma/

リノベーションの手法・キーワード 等

用途変更, 痕跡, 壁面保存, 対比, 補強, アート

 

備考

入り口の上部に掲げられた看板「TRIPPERIA」とは牛の胃袋専用の臓物処理場のこと。こうした看板はそのまま設置され、かつての痕跡を残したデザインが採用されている。

 

 

記録作成者

氏名
柳沢伸也
所属
JIA再生部会