モンテマルチーニ美術館

Before:Centrale Montemartini → After:モンテマルチーニ美術館

ローマ時代の彫像が展示されている旧ボイラー室/柳沢伸也(2005)

外観は旧発電所のままの姿/柳沢伸也(2005)

発電所の痕跡が残る古代彫刻展示室/柳沢伸也(2005)

ローマ初の発電所を産業遺産として保存し、博物館として転用。1912年に建てられた建物には、カピトリーノ博物館のコレクションであるローマ時代の彫刻、モザイク、考古学的遺物が展示されている。

リノベーション概要

BeforeAfter
建築名称Centrale Montemartiniモンテマルチーニ美術館
Centrale Montemartini Museum
建築用途生産施設 発電所 展示施設 美術館
建築概要/
Renovation 概要

モンテマルティーニ発電所は、1912年に建設され街灯や都市生活者への電力供給を行い、1945年の第2次世界大戦の戦火も免れた数少ない建物である。約半世紀にわたる活動の後、1963年に廃止された。

オスティエンセ地区は、テスタッチョ地区の南側に隣接する3角形の工業地域。テベレ川に隣接し、鉄道駅にも近かったことから、ローマの発展に大きく寄与した。モンテマルティーニ発電所は、1912年に建設され街灯や都市生活者への電力供給を行い、1945年の第2次世界大戦の戦火も免れた数少ない建物である。
半世紀にわたる活動の後、老朽化により1963年に廃止。その後、一時取り壊しも検討されたが、所有者のACEA(エネルギー供給公社)により、保存修復が選択された。発電所のエンジンルームとボイラールームは展示スペースに転用され、残りの部屋はオフィス、研究所、倉庫などに活用されている。
本博物館は、考古学分野と産業遺産分野とが並置された特徴的な展示型式を採用している。2016年には、旧ボイラー室2号室が展示スペースに改修され拡張発展を続けている。建築的な介入手法としては、既存を生かした小規模改修にとどめ、旧発電所の空間的特徴を保っている。

概要その他

設計者
Paolo Nervi
所在地
イタリア、ローマ
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改修年
1997
資料
https://www.centralemontemartini.org/en/didattica/incontro-e-visita-guidata-sul-tema-mostrare-il-museo-lallestimento-della-centrale
URL
https://www.centralemontemartini.org/en/didattica/incontro-e-visita-guidata-sul-tema-mostrare-il-museo-lallestimento-della-centrale

リノベーションの手法・キーワード 等

用途変更, 痕跡, 壁面保存, 挿入, 対比, アート

 

備考

カピトリーノ美術館の分館として機能している。

 

 

記録作成者

氏名
柳沢伸也
所属
JIA再生部会