MARU。architecture上野桜木事務所
Before:事務所車庫 → After:MARU。architecture上野桜木事務所

改修前の車庫の外観/撮影:MARU。architecture

外観:車庫であった特徴を活かし街に大きく開かれた開口/撮影:中村絵 提供:MARU。architecture

設計室内観。既存天井を剥がし露出した鉄骨は既存のままとし木部を塗装している。/撮影:中村絵 提供:MARU。architecture

排水用の床懐を確保するため、手前の床は一弾高くしワンルーム内に異なる居場所を設けている。/撮影:中村絵 提供:MARU。architecture
[No140] あらわしの構造梁や木造の床組、外壁のような内壁塗装、大きな4枚引戸によって、前面道路に対して開放的な空間とした。
リノベーション概要
Before
建築名称 | 事務所車庫 |
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建築用途 | その他 |
建築概要 | 1階の間口はシャッターのみで床は水勾配のついたコンクリート床の事務所車庫として使われていた鉄骨造の建物。 |
After
建築名称 | MARU。architecture上野桜木事務所 |
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建築用途 | 事務所 オフィス |
リノベーション概要 | 東京芸術大学音楽校舎に隣接した200㎡程度の鉄骨造の建物のリノベーションです。改修にあたっては、シャッターの内側の建具をインテリアの障子のように捉え、ポリカーボネート素材の大きな木製框戸で設えました。間口に対して、4枚の引き戸によって大きく開放することができ、いわゆる内外の建具よりも簡易で開放的な建具です。室内の床は、水勾配のついた既存のコンクリート床をそのまま残し、水をそのまま流すこともできる道と連続したしつらえとし、室内の壁面は、一般的には外壁塗装に用いるローバル塗装を使って外壁のように設えています。天井は構造梁や木造の床組を表しとして、ハンモックなどを吊るすなどができる手がかりをつくっています。 |
設計者 | MARU。architecture |
所在地 | 東京都台東区上野桜木1-4-5 Google Map >> |
改修年 | 2019年 |
建築規模 | 延床面積182.57㎡、地上2階 |
URL | https://maruarchi.com/maru-sakuragi/ |
リノベーションの手法・キーワード 等
用途変更
記録作成者
- 氏名
- MARU。architecture
- 所属