DIG IN THE DOMA

Before:町屋 → After:DIG IN THE DOMA

改修前の道路からの外観/提供:ランチ!アーキテクツ

外観/撮影:蒼光舎 提供:ランチ!アーキテクツ

GLから1,000下がったダイニングキッチン/撮影:蒼光舎 提供:ランチ!アーキテクツ

庭にあった草木を型枠に貼ることで打放しコンクリートに浮かび上がったレリーフ状の模様/撮影:蒼光舎 提供:ランチ!アーキテクツ

関連タグ: , ,

設計段階で全てを決めるのではなく、余白を残した図面を作成し、余白部分は現場での状況を見てクライアントも設計者も施工者もフラットな関係で意見を出し合い施工された。

リノベーション概要

BeforeAfter
建築名称町屋DIG IN THE DOMA
建築用途住居施設 住宅 住居施設 住宅
建築概要/
Renovation 概要

九州から移築された築90年の町屋。二世帯住宅への改装

新築の場合は、設計段階で全てを決め図面を作成し、施工段階では多少の修正はあっても、図面通りに工事が進められる。しかし、改修の場合は解体してみないと判らない部分が多々ある。そこで、設計段階では決めず空白の部分とし、施工段階でその場の状況や施工者の意見を求め即興的に設計施工が出来るような「余白のある図面」が作成された。
「余白のある図面」を機能させるためクライアントも設計者も施工者も共に現場で昼食をとり、その時にディテールの話や施工方法の相談をみんなで話合い意図の共有が成され、図面や文章だけでなく身体体験によって建築の意図が伝えられた。
ヒエラルキーを極力つくらずに施工者やクライアントに極力近づいて現場での身体性と、会話によるフラットな関係から「余白のある図面」が補完されている。
此処に新築には無い、リノベーションならではの手法がある。

概要その他

設計者
ランチ!アーキテクツ
所在地
京都府京都市
Goole Map >>
資料・その他
余白のある図面
資料・その他(PDF)
[ PDF版資料ダウンロード ]
URL
https://www.luncharchitects.com/blank-mpvle

リノベーションの手法・キーワード 等

 

備考

クライアントも設計者も施工者も共に現場で昼食をとり、その時にディテールの話や施工方法の相談をみんなで話合い意図の共有が成された 

 

 

記録作成者

氏名
桐原武志
所属
Free / JIA再生部会