小杉湯となり
Before:小杉湯 → After:小杉湯となり

小杉湯外観/撮影:桐原 武志

手前が「小杉湯となり」奥が「小杉湯」/撮影:Katsuhisa Kida / FOTOTECA 提供:T/H

1Fカフェ内観/撮影:Katsuhisa Kida / FOTOTECA 提供:T/H

2Fシェアオフィス内観/ 撮影:Katsuhisa Kida / FOTOTECA 提供:T/H
銭湯を直接リノベーションした事例ではないが、銭湯に新たな価値加え継承する手法として、銭湯のあるくらしを提供できる場「銭湯付きシェアオフィス」を増築。
リノベーション概要
Before | After | |
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建築名称 | 小杉湯 | 小杉湯となり Kosugiyu Tonari |
建築用途 | アミューズメント 銭湯 | 事務所, 商業施設 オフィス 店舗 |
建築概要/ Renovation 概要 | 1932年から続く銭湯が隣地に所有していた解体前の風呂なしアパートを期限限定で「銭湯ぐらし」というプロジェクトが元で「小杉湯となり」が誕生 | <T/H Websiteより> 昭和8年から続く老舗の銭湯、小杉湯。その隣で、銭湯のある暮らしを提供する施設である。銭湯には、「人と話さなくてもいいけど、人とつながれる」、会話を前提としない静かなコミュニティがある。それは「ある集団に属する」というよりも、人々の営みが織り込まれた「環境に属する」といった感覚であり、その環境が小杉湯においては、男湯と女湯にまたがって架かる大きな越屋根によって生まれる上空にあって、太陽の光を取込み、風が抜け、くぐもった湯気が立ち込め、匂いを溶かし、音を響かせている。室内だけど上空があるような、この独特な環境のあり方を展開して、銭湯的なコミュニティを拡張したいと考えた。 |
概要その他
- 設計者
- 設計:T/H 樋口耕介、瀧翠、 企画・運営:銭湯ぐらし
- 所在地
- 東京都杉並区高円寺北3-32-162
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- 改修年
- 2020年
- 掲載書誌
- 新建築:2020年5月号、CASABRUTUS No249、DOMUS:web 09.10.2020、商店建築:2021年1月号
リノベーションの手法・キーワード 等
増築
記録作成者
- 氏名
- 桐原 武志
- 所属
- Free / JIA再生部会