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バジリカ・パッラディアーナ
分類:After

[No206]15世紀に建てられたゴシック様式の市庁舎を、ルネサンス建築の巨匠アンドレア・パッラーディオの設計により、周囲に2層のロッジア(回廊)が増築された建物である。改修から400年以上経った現在、ヴィチェンツア市のシンボルとして、また、市民が日常的に利用できる「公共の場」として、展覧会や文化イベント会場に活用されている。

ガラータ海の博物館
分類:After

[No205] ジェノヴァ旧港地区に位置する「ガラータ海の博物館(Galata Museo del Mare)」は、17世紀に建てられた造船所・倉庫群を再生し、2004年に開館した海洋博物館である。かつてこの地は、ジェノヴァ共和国の海軍を支えたガレー船の建造や港湾倉庫として機能していたが、20世紀以降は衰退。都市再生プロジェクトの一環としてスペインの建築家ギジェルモ・バスケス・コンスエグラが改修設計を担当し、歴史的構造を保存しながらガラスファサードなどの現代的要素を挿入することで新たな文化施設として蘇らせた。

イノチェンティ博物館(旧捨て子養育院)
分類:After

[No200] 建築家ブルネレスキの初期作品である捨て子養育院を博物館へリノベーション。4年にわたる工事を経て2017年に完成した。主な改修は広場に面するファサードと中庭空間の修復であり、地下には新たな展示空間、3階部分にはカフェテリアが増築された。ミニマルデザインの階段とエレベーター及び金属製の玄関扉が設置され、建物は新たな姿へと生まれ変わった。