
[No212] 鉄道車両操車場をコミュニティー施設にリノベーション。外部の転車台を広場とし、列車の展示のための施設「Engine 374 Pavilion」を増築
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[No212] 鉄道車両操車場をコミュニティー施設にリノベーション。外部の転車台を広場とし、列車の展示のための施設「Engine 374 Pavilion」を増築
[No211] 塩の精製所だった巨大な木造小屋組みを活かした大空間にビールを運ぶための配管が張り巡らされ、ダイナミックな空間を作り上げている。
[No210]1957年、カルロ・スカルパによって設計されたオリベッティ社のショールーム。サンマルコ広場に面した歴史的な外観規制のもと、広場への連続性と開放性と兼ね備えた浮遊感のある内部空間を実現した。2011年にイタリア環境基金(FAI)によって、オリジナルに忠実に修復され、再び一般公開されている。
[No209]オリベッティ社の理念に基づいて1970年代に建てられた複合施設。ホテル、会議場、映画館、プールなどを備えた多目的施設として設計され、その独特な形状から「巨大なタイプライター」と称された。2018年に「20世紀の産業都市」として世界遺産に登録。放棄されていた建物を歴史的価値を損なわず、ミニアパートメント型宿泊施設として再生。さらに、最新の環境技術を採用しながら再利用する「Retrofitting the UNESCO site of Ivrea」プロジェクトが進行中。
[No208]旧マルチェッロ劇場は古代劇場の遺構と中世以降の居住空間が重層化した建築で、ローマの歴史と現代生活が共存するユニークな事例である。
[No207]タルポニアとは「モグラの街」という愛称で、正式名称は西部住宅ユニット。イヴレアのオリヴェッティ建築群のひとつで、1971年に建てられた新卒社員や若年労働者のための半地下型の実験住宅である。半円形のプランが特徴で、現在は、民泊や宿泊施設として活用されている。
[No206]15世紀に建てられたゴシック様式の市庁舎を、ルネサンス建築の巨匠アンドレア・パッラーディオの設計により、周囲に2層のロッジア(回廊)が増築された建物である。改修から400年以上経った現在、ヴィチェンツア市のシンボルとして、また、市民が日常的に利用できる「公共の場」として、展覧会や文化イベント会場に活用されている。
[No205] ジェノヴァ旧港地区に位置する「ガラータ海の博物館(Galata Museo del Mare)」は、17世紀に建てられた造船所・倉庫群を再生し、2004年に開館した海洋博物館である。かつてこの地は、ジェノヴァ共和国の海軍を支えたガレー船の建造や港湾倉庫として機能していたが、20世紀以降は衰退。都市再生プロジェクトの一環としてスペインの建築家ギジェルモ・バスケス・コンスエグラが改修設計を担当し、歴史的構造を保存しながらガラスファサードなどの現代的要素を挿入することで新たな文化施設として蘇らせた。
[No204] 1957年に建てられたこの教会は、SBG Archettiの設計監理により2012~2015年に改修。半透明の外壁パネルは3重ガラスと乳白フィルムにより高気密・高断熱仕様へと更新され、黒ずんだ梁も丁寧に洗浄され、元の印象を損なうことなく復原された。
→コラム「バランザーテの教会(1957,MILANO)」2024.08.07参照
[No203] 大きなオフィス空間のビルに建て替えられる市場傾向の中、東西に長い中廊下や20坪単位で仕切れる特性を活かし、スタートアップ企業が求めるオフィスへのリノベーション
[No202] 解体し建て替えると容積率970%が600%になるため、シェアアパートメントを主としてシェアオフィスフロアを加えたシェア型複合施設にリノベーション
[No201] 活用できない空間を如何に活用するかというリノベーション設計の課題に対し、KAIKA東京では活用出来ない地下倉庫を「アートストレージ」という仕組みで個性あるホテルへ再生。