京都国際マンガミュージアム

Before:京都市立龍池小学校 → After:京都国際マンガミュージアム

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3棟をつなぐガラスカーテンウォールのアトリウムを増築/撮影:阪本泰士 2022年 提供:類設計室

旧講堂の高い天井を活かしマンガ本で埋め尽くされギャラリー/撮影:阪本泰士 2022年 提供:類設計室

日本を代表する漫画家・手塚治虫氏の火の鳥がシンボルとなるアトリウム/撮影:阪本泰士 2022年 提供:類設計室

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アール・デコ様式の外観をそのまま継承。3棟の建物を一体的に利用できるように、旧講堂棟の校庭側に3棟を結ぶガラス張りの2層吹抜けのアトリウムを増築。

 

リノベーション概要

BeforeAfter
建築名称京都市立龍池小学校京都国際マンガミュージアム
Kyoto International Manga Museum
建築用途教育施設 小・中・高等学校 展示施設
建築概要/
Renovation 概要

1928-29年に鉄筋コンクリート造の本館・講堂を現在地に建設。1937年に北校舎を増築。デザインは、アールデコ様式の建物

旧龍池小学校の既存のアール・デコ様式の重厚な意匠性をそのまま残しつつ、ミュージアムの一体的空間を実現するために施設の中心には既存建築を繋ぐガラスカーテンウォールの新棟を増築。
内観は、学校運営時の床仕上げ材の活用、本棚も木調で揃えることで、当時の歴史と趣が感じられるインテリアとした。
室内はマンガで埋め尽くされる本棚を、屋外には人工芝で寝転がって読むことが出来る設えとし、屋内外の至る所でマンガを楽しめる工夫を凝らし、本設計ならではの風景を作り出している。

概要その他

設計者
類設計室
所在地
京都市中京区烏丸通御池上ル
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改修年
2006
建築規模
地上3階、地下1階 鉄筋コンクリート造(既存部)、鉄骨造(増築部) 延床面積:5,013.21㎡
掲載書誌
公共建築の長寿命化vol3
賞・選定
関西照明技術普及会賞、手塚治虫文化賞特別賞
URL
https://www.rui.ne.jp/architecture/works/o24/

リノベーションの手法・キーワード 等

廃校活用

用途変更, 増築, 挿入, 対比, 補強

 

 

 

記録作成者

氏名
類設計室
所属