南山大学
Before:南山大学 → After:南山大学
リノベーション概要
Before | After | |
---|---|---|
建築名称 | 南山大学 | 南山大学 NANZAN UNIVERSITY |
建築用途 | 教育施設 大学 | 教育施設 大学 |
建築概要/ Renovation 概要 | 1964年現在地へ移転しアントニン・レーモンドよって設計されたキャンパスは、丘陵地の起伏と自然を最大限に生かし、丘を貫く一本のメインストリートに沿って効率的に校舎群を配置されている。 | 南山大学では教職員、卒業生、特に若い世代の学生に、キャンパスの設計をしたアントニン・レーモンドの建築の価値を伝えるだけでなく、建築に込められた建学の精神を伝える事を意図し、2017年度に「レーモンド・リノベーション・プロジェクト」を立ち上げ、キャンパスの改修を行なっている。しかし、時代の経過ともに、その理解が失われてしまうことを危惧し、レーモンド・リノベーションプロジェクトを次の世代に継承するために、拡張・再整備第二期を設計競技で選定された日本設計・大林組設計部の設計共同企業体により「保存活用工事報告書」が作成された。報告書は建築家アントニン・レーモンドの思想、キャンパス変遷が書かれた1章の概説からはじまり、2章の基本調査、2章の改修計画では各建物の現状とレーモンド・リノベーションプリジェクトの精神にもとずきどの様な改修がされたかが詳細に記され、約400ページ工事記録になっている。建築を継承するために記録する事の重要性が伝わる報告書となっている。 |
概要その他
- 設計者
- 日本設計、大林組
- 所在地
- 愛知県名古屋市昭和区山里町18
Goole Map >>
- 改修年
- 2021
- 掲載書誌
- 新建築2021年4月号、日経アーキ2021年10月28日号
- 資料
- 南山大学 レーモンド・リノベーション・プロジェクト 保存活用工事報告書
リノベーションの手法・キーワード 等
増築, その他
記録作成者
- 氏名
- 桐原武志
- 所属
- Free JIA再生部会