大英博物館グレートコート
Before:大英博物館中庭(機械置場) → After:大英博物館グレートコート
リノベーション概要
Before | After | |
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建築名称 | 大英博物館中庭(機械置場) | 大英博物館グレートコート The British Court |
建築用途 | 図書館資料館, その他 図書館, 資料館 その他 | 図書館資料館, 教育施設, 展示施設 図書館 研修所 博物館 |
建築概要/ Renovation 概要 | 19世紀に専門家用の図書館と付随する書庫群が増築され、立入り禁止区域の中庭だった。空調室外機等も設置されていた。 | イングリッシュ・ヘリテイジ(登録文化財制度)で最も重要と評価されていた建物の中庭空間を、周囲の歴史的建造物と同じ床レベルに持ち上げ、建物の動線を連続統合し、屋根をかけてエントランス空間へ転用した。設計者のノーマン・フォスターは、これにより従来の懸案事項であった観光客のためのスペース不足や、複雑な動線、バリアフリー対策、空調問題など多くの問題を解決した。 |
概要その他
- 設計者
- Norman Foster and Partners
- 所在地
- イギリス、ロンドン
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- 改修年
- 2000
- 建築規模
- 19000㎡
- 掲載書誌
- 『SD433号』2000年、『コンパクト建築設計資料集成・都市再生』
- 資料
- 『SD433号』2000年、『コンパクト建築設計資料集成・都市再生』
リノベーションの手法・キーワード 等
用途変更, 痕跡, 壁面保存, 増築, 対比
備考
大英博物館のリノベーションは、ロンドンのミレニアム・プロジェクトのひとつであり、大英博物館にとっては250周年記念の大事業である。複雑なガラスの屋根形状に対応するため、△を単位としたネット状の形態が採用された。円筒状図書室の廻りには、荷重を支えるための壁面が増築されている。
記録作成者
- 氏名
- 柳沢伸也
- 所属
- JIA再生部会