スパイスモーテルオキナワ
Before:ホテル喜舎場 → After:スパイスモーテルオキナワ
使えない部屋も多く、稼働している客室はわずかでした/提供:アートアンドクラフト 撮影年:2015年
デザインホテルとして生まれ変わった外観/提供:アートアンドクラフト 撮影年:2015年
物置と化していた離れをカフェに/提供:アートアンドクラフト 撮影年:2015年
以前は使えなかった駐車場の屋根を開放感あるテラスに/提供:アートアンドクラフト 撮影年:2015年
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補強
十分に除塩されないままの海砂が生コン用の資材として使われ、長持ちしないと思われていた沖縄のRC造が、ここまで再生できることを示した事例
リノベーション概要
Before | After | |
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建築名称 | ホテル喜舎場 | スパイスモーテルオキナワ SPICE MOTEL OKINAWA |
建築用途 | 宿泊施設 ホテル | 宿泊施設 ホテル |
建築概要/ Renovation 概要 | 本土復帰前の1970年建築の鉄筋コンクリート造モーテル | 沖縄には独特の建築文化があります。風土を意識した建物や、アメリカ文化に影響を受けた建物。その多くはコンクリート造であることが特徴ですが、1975年頃をピークに十分に除塩されないままの海砂が生コン用の資材として使われていた事実があり、そのためか「鉄筋コンクリートも大して長持ちしない」と思い込んでいる人も多いのが実情。本土とは違ったあたらしいリノベーションに出会いたい。既存建物のリノベーションを仕事とする会社として、沖縄のコンクリート建物を放っておけない。そんな思いから本土復帰前の1970年建築の古びたホテルを全面的な改修に挑みました。相当傷んだ状態でも、適切な手入れを施せばここまで再生できる、この事例を通して沖縄の不動産オーナーの意識を少しでもリノベーションに向けることができたらと願っています。 |
概要その他
- 設計者
- アートアンドクラフト
- 所在地
- 沖縄県中頭郡北中城村喜舎場1066
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- 改修年
- 2015
- 建築規模
- ホテル本館(2階建):1F 397.28㎡(120.1坪) 2F 177.61㎡(53.7坪) 合計574.89㎡(173.9坪) カフェ(平屋):30.24㎡(9.1坪)
リノベーションの手法・キーワード 等
補強
記録作成者
- 氏名
- 佐藤 亜希子
- 所属
- アートアンドクラフト