池袋ロックビルファサード改修計画

Before:ロックビル → After:池袋ロックビルファサード改修計画

改修前の外観/撮影:三幣順一 提供:三幣順一

音楽のロックのイメージで建築を捉え古いビルのファサードを刷新/撮影:二又・近藤 提供:二又・近藤

3種類の素材の金属メッシュで構成されたファサードの見上げ/撮影:三幣順一 提供:三幣順一

外装パネルの詳細/撮影:二又・近藤 提供:二又・近藤

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建築学科学部生の課外授業として、ビルの外装の改修工事のデザイン案を募集し、優秀案を元に実施設計をしたリノベーション

リノベーション概要

BeforeAfter
建築名称ロックビル池袋ロックビルファサード改修計画
IKEBUKURO ROCK Building
建築用途住居施設, 商業施設 集合住宅 店舗 住居施設, 商業施設 集合住宅 店舗
建築概要/
Renovation 概要

池袋駅近くの4階建てのビル。

経緯・・・ロックビルを購入した施主よりリノベの相談を受けた、武蔵野美術大学非常勤講師の三幣氏が課外授業として学内コンペを実施。優秀案2名の学生をチームとして実施案を作成し、三幣氏のコーディディネートで完成。
改修計画<報告資料より抜粋>・・・既存ビルの開口の寸法に倣った金属パネルを建物と道路境界線の間で展開させた。街並みを単調な線とする構成要素である開口をその建物の間取りから引き剥がし、街並みを構成する自立した表層として扱うと同時に、既存ビルのバルコニーの手摺や直射日光を抑えるカーテンのような建物の設として機能するように調整を行なった。
また、これら金属パネルは店舗等の看板や道路標識などのサインと同じヒエラルキーとして扱った。表層を一つの暗示的意味合いに限定するのではなく、都市風景を構成する様々なオブジェクトを丁寧に拾い上げ、改めて見つめ直しデザインすることで、ファサードの自由度を担保した。

概要その他

設計者
(設計)二又大瑚 近藤直輝 / 武蔵野美術大学 布施スタジオ (コーディネート)三幣順一
所在地
東京都豊島区池袋2-24-5
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改修年
2022
建築規模
地上4階、建築面積:58.88㎡
掲載書誌
池袋ロックビル
資料・その他(PDF)
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リノベーションの手法・キーワード 等

壁面改変, 被覆

 

 

 

記録作成者

氏名
桐原武志
所属
Free/JIA再生部会