板橋ととと 東ノ蔵

Before:蓮沼家納屋蔵 → After:板橋ととと 東ノ蔵

リノベーション前の外観。左が正門(薬医門)、右が納屋蔵(東ノ蔵)。/Google ストリートビューより 2020年

左の正門を板橋とととの入口、右の東ノ蔵を書店とカフェにリノベーション/桐原武志 2026年

納屋蔵の雰囲気を残し書店、カフェにリノベーションされた東ノ蔵の内観。/桐原武志 2026年

土蔵に収納されていた桐箪笥の扉(左上)に新たな彫刻を加えたカウンター。/桐原武志 2026年

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[No231] 時間が累積された納屋蔵の魅力を極力残し、タイムトラベル専門書店とカフェにリノベーション。納屋の時間と書籍の時間がコラボする空間。

リノベーション概要

Before

建築名称蓮沼家納屋蔵
建築用途その他
建築概要

江戸初期より板橋区小豆沢の地に続く蓮沼家の建物(母屋・離れ・土蔵、二階屋、東ノ蔵、正門、西ノ蔵)の内の東ノ蔵。

After

建築名称板橋ととと 東ノ蔵
ITABASHI TOTOTO HIGASHI no KURA
建築用途 商業施設 店舗
リノベーション概要

蓮沼家の敷地内にある複数の建物を改装した複合施設「板橋ととと」内の「東ノ蔵」と呼ばれる大正5年に建設された木造2階建ての納屋蔵をカフェと書店が一体となった施設にリノベーションするプロジェクト。
・2階床と間仕切りの撤去:2階の床板を撤去し、小屋組みを見えるようにするとともに、3部屋に仕切られていた1階の壁を間柱を残して撤去し1部屋の空間にしている。
・1階の3部屋の1部屋はリヤカーなどを収納するため床は土間で、他の2部屋は板張りとなっていた。板は劣化が進んでいたため、撤去し、新たな床板を、間仕切りの根太の上部の位置に合わせて貼ることで、床がフラットでつながった空間としている。床材には時間と共に変化するウッドロングエコ塗布され、新旧材料との一体感が保たれている。
・新たに設けたカフェのカウンターの幕板の一部に、蔵に保管されていた江戸末期の桐箪笥が再利用され、その周囲の幕板には桐箪笥に触発された彫刻が為されている。古いものを再利用するだけでなく、新しいものを加えることで新旧による新しいデザインが生まれている。
・東ノ蔵の書店「タイムトラベル専門書店utouto」では時間をキーワードにした本・文具・絵が販売され、時間が累積された蔵と良い一体感が生まれた空間になっている。

設計者 監修:株式会社乃村工藝社、 クリエイティブディレクション:株式会社1221、 設計/施工:きよたけ建築工房
所在地 東京都板橋区小豆沢 2-23-4
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改修年 2025年
関連組織 等 板橋ととと
資料・その他 三つ折りチラシ「東ノ蔵について」
資料・その他(PDF) [ PDF版資料ダウンロード ]
URL https://itabashitototo.com/

リノベーションの手法・キーワード 等

用途変更, 痕跡, 補強

 

 

 

記録作成者

氏名
桐原武志
所属
Free JIA再生部会