ゴンダンチ
Before:モトソウコ → After:ゴンダンチ
リノベーション概要
Before
| 建築名称 | モトソウコ |
|---|---|
| 建築用途 | その他 その他 |
| 建築概要 | 1975年築で幾度も改修され、増築も減築も繰り返していた。素人が関与したと思われる箇所もたくさん見られ、構造的にも不安定であった。 |
After
| 建築名称 | ゴンダンチ House for GONDA |
|---|---|
| 建築用途 | 住居施設 住宅 |
| リノベーション概要 | 人の家のお風呂に富士山を描く画家から、3棟の倉庫物件を見に来てほしいと言われた。周辺は道路に面した敷地からマンション等へ更新が進んでいたが、今回の敷地は路地のみで再建築不可の条件であった。隣近所も接道していない木造家屋は取り残されたように高齢者が住み続けていたが、路地を介してご近所付き合いもほどよく残っていた。既存建物は1975年築で幾度も改修され、増築も減築も繰り返していた。素人が関与したと思われる箇所も多く構造的にも不安定であった。改修予算が限られていたこともあり、住人と仲間たちで1年強をかけ日曜大工で修理した。2020年春に着工すると、風の心地よさを体感し、窓を引き込み窓に取り替え四方八方から風が流れ込むようにした。夏は屋根下の猛暑に断熱材の充填を急ぎ、秋は外壁を下地材の胴縁の重ね合わせで仮の仕上げとした。冬には住める設えになっていたが、残工事も多く、まだ住み始めることはなく2回目の春を迎えた。小さな修繕が周辺を巻き込み、生きられる場所へと紡いでいく。街全体を家と考えると暮らしは豊かに感じられる。現場である環境に身を置き修理したことは、既存へ働きかけ価値を発見し、次の時代へ継承していく野蛮で原始的なフロンティアがそこに広がっていることを確信させた。 |
| 設計者 | Office for Environment Architecture/吉永 規夫 |
| 所在地 | 兵庫県 Google Map >> |
| 改修年 | 2021年 |
| 建築規模 | オモヤ:木造平屋 ハナレ:鉄骨造地上2階 延床面積:89.39㎡ |
| 掲載書誌 | 新建築住宅特集 2022年4月号 |
| 資料・その他 | 平面図 |
| 資料・その他(PDF) | [ PDF版資料ダウンロード ] |
リノベーションの手法・キーワード 等
セルフビルド
用途変更, 補強
備考
クライアントを巻き込み、コロナ禍の緊急事態宣言が発令していた時期に、ステイ現場を貫き、13ヶ月・延62日間でリノベーションした。
記録作成者
- 氏名
- 吉永 規夫
- 所属
- Office for Environment Architecture