喫茶ランドリー

Before:手袋卸問屋の作業所 → After:喫茶ランドリー

店内の壁に掛けられている改修前の建物写真/撮影:桐原武志 2023年

建物外観。1階が「喫茶ランドリー」/撮影:桐原武志 2023年

喫茶店内。一見すると雑然と見えるが、日常的な心地良さを感じる空間にデザインがされている/撮影:桐原武志 2023年

喫茶店内から見たランドリー。写真を撮った日は子供達が集まって遊んでいた/撮影:桐原武志 2023年

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[No260] ランドリーと喫茶店を融合し、街で暮らすさまざまな人たちが訪れ、街と人がつながる「私設公民館」を目指したリノベーション

リノベーション概要

Before

建築名称手袋卸問屋の作業所
建築用途生産施設 その他
建築概要

かつて工場や倉庫が多く存在し、職住が混在していた墨田区千歳の手袋卸問屋の作業所

After

建築名称喫茶ランドリー
Kissa Laundry
建築用途 商業施設 飲食店
リノベーション概要

<日本建築学会会報「建築雑誌2022年1月号より抜粋>
・つくったきっかけ・・・この地域は、かつては工場や倉庫が多く、職住が混在していた街でした。しかし時代の変化と共に、多くがマンションに建て替えられ職住が切り離されることで、街と人との関係が薄れてきました。さらに悪いことに、マンションができて街の人口自体は増加したはずなのに、どんどん街から人の姿が消えていったんです。さすがに、これはなんとかしなければ、と思いましてね。それが「喫茶ランドリー」をつくるきっかけでした。
・ターゲットをしぼらない・・・東京のカフェは「30代女性を狙った」「お年寄り向け」などターゲットがはっきりしていて、客層に偏りがある。たしかに事業をする場合は、ターゲットを定めれば、青写真が描きやすくなります。しかし、これは街やひとの幸せという視点に立ち返ると、まったく良いことではない。街は、年令性別を超えていろいろな人が存在する場所です。
・存在を気にかけ合う・・・気がついたら、食事に行くのも買物に行くのも、ただお金を払ってモノやサービスをうけとるだけになっていますよね。そこに「人に会いに行く」という感触のある行為が、極端に少なくなっているようにおもいます。だから、スナックや酒場のような、人気のある場所に行こうと思える昼間のお店にしたかったんです。「人に会う」と表現すると、何か話さなきゃと身構えるかもしれませんが、僕たちはそんなことは要求しません。ただなんとなく「こんにちは」とか「久しぶりですね」と自然に言葉を交わせれば、それでいい。存在を気にかけ有るだけなんです。

設計者 グランドレベル、ブルースタジオ、石井大吾設計室
所在地 東京都墨田区千歳2-6-9 イマケンビル1階
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改修年 2018年
建築規模 店舗面積:94.86㎡
掲載書誌 建築雑誌2022年1月号
賞・選定 2018グッドデザイン特別賞グッドフォーカス[地域社会デザイン]賞
URL http://glevel.jp/casestudy/kissalaundry.html

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用途変更

 

 

 

記録作成者

氏名
桐原武志
所属
Free JIA再生部会