ルーブル美術館
Before:ルーブル宮殿 → After:ルーブル美術館
リノベーション概要
Before | After | |
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建築名称 | ルーブル宮殿 | ルーブル美術館 Louvre Museum |
建築用途 | 住居施設, 事務所 官舎 庁舎 | 展示施設 博物館, 美術館 |
建築概要/ Renovation 概要 | 元は12世紀に建設されたルーブル城で、増改築が繰り返されて現在のルーブル宮殿の建物となった。1793年に一部が王室美術館として開館した。 | フランスのミッテラン大統領が推進した「パリ大改造計画」の一つで、それまで宮殿内にあった財務省等が移されて宮殿全体が美術館となった。多数の来館者で行列が絶えないという課題を、設計者のイオ・ミン・ペイは、広場中央にピラミッド型のエントランスを設置し地下空間で結ぶことによって、バラバラだった各棟をひとつに集約し解決した。エントランスのらせん階段の中央には、オープンな油圧式エレベーターが設置され劇的なアプローチを形成している。夜間にはピラミッドがライトアップされ、周囲の歴史的建造物群との対比が強調された美しい景観が作られている。 |
概要その他
- 設計者
- Ieoh Ming Pei
- 所在地
- フランス、パリ
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- 改修年
- 1989
- 掲載書誌
- 『 I.M.Pei』Aileen Reid, 『LE LOUVRE』Anne Laure Peressin
- 資料
- https://www.louvre.fr/en
リノベーションの手法・キーワード 等
用途変更, 痕跡, 増築, 挿入, 対比, 遺構
備考
ガラスのピラミッドは、クフ王のピラミッドと同じ比率で鋼とガラスで構成されている。高さは20.6mに達し、四角い土台は一辺35m。ピラミッドは、1989年 5月30日にフランス革命の200周年に合わせて正式にオープン。地下5mには岩盤があり、12世紀の要塞もあったため、掘削工事は難航を極めた。
記録作成者
- 氏名
- 柳沢伸也
- 所属
- JIA再生部会