ドックヤードガーデン
Before:横浜船渠第2号ドック → After:ドックヤードガーデン
リノベーション概要
Before
建築名称 | 横浜船渠第2号ドック |
---|---|
建築用途 | その他 その他 |
建築概要 | 明治29年に建設された船舶補修用のドック。民営のものとしては、現存最古の石造乾船渠(ドライドック)1973年にその役割を終えた、 |
After
建築名称 | ドックヤードガーデン dockyard garden |
---|---|
建築用途 | 集会施設 |
リノベーション概要 | 現存する日本最古の商船用石造りドックである「旧横浜船渠(せんきょ)第2号ドック」。横浜博覧会の会場になるため埋立てられていたが、展覧会終了後に発掘され、断面は忠実に復元するが、敷地の形状から長さを10m縮小すると共に、復元位置を30m移動し、ランドマークタワーの関連施設「ドックガーデン」として復元された。船の修理が行われていた渠室部分はイベント広場として活用され、日常的には自由に入ることが出来る。復元に際しドックヤードの活用を促進するため、床には新しい石材が貼られ、渠壁の内部には食のエンタテイメントゾーン「みらい横丁」や、街のシェアスペース「BUKATSUDO」などが設けられている。1989年には横浜市認定歴史的建造物に指定、1997年には国の重要文化財に指定され、活用型保存が文化財として初めて評価される事例となった。 |
設計者 | 三菱地所設計 (当時 三菱地所) |
所在地 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 Google Map >> |
改修年 | 1993 |
掲載書誌 | 重要文化財「旧横浜船渠株式会社第二号船渠(ドック)」保存の意義、 『横浜船渠ドック物語』 横浜みなと博物館 |
賞・選定 | 国重要文化財、横浜市認定歴史的建造物 |
URL | https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/121384 |
リノベーションの手法・キーワード 等
用途変更, 復元・復原, 遺構
記録作成者
- 氏名
- 桐原武志
- 所属
- Free JIA再生部会