京都市京セラ美術館

Before:京都市美術館 → After:京都市京セラ美術館

/提供:西澤徹夫建築事務所

外観/撮影:桐原武志 2021年

建物中央の「大陳列室」を各展示室につながるハブ空間に/撮影:桐原武志 2021年

ガラスリボンに設けられたはミュージアムショップ/撮影:桐原武志 2021年

正面広場をスロープ状に掘り下げ地階に新たなエントランス設けると共に、中央ホールをハブ空間とすることで、現在のニーズに応える美術館に再生。

リノベーション概要

BeforeAfter
建築名称京都市美術館京都市京セラ美術館
Kyoto City KYOCERA Museum of Art
建築用途展示施設 美術館 展示施設 美術館
建築概要/
Renovation 概要

1928年に京都で挙行された即位の大礼を記念し、「大礼記念京都美術館」として開館。鉄骨鉄筋コンクリート2階建ての帝冠様式建築の建築。

<tezzo nishizawa architects Websiteより抜粋> ・・・歴史的な美術館の姿を後世に残しながらも現代のニーズに応える「保存と活用」をいかにすべきか、ということが喫緊の課題であった。そこでわたしたちは、西側正面広場をスロープ状に掘り下げて、かつて下足室であった地下室を新たなエントランスにすること、そこから中央ホールへ階段であがり、東側の日本庭園へ抜ける東西貫通動線をつくることを地域全体を見据えた骨格としながら、現代美術展示室と収蔵庫の増築、本館のバリアフリー化及び設備機械の更新、中庭の再生、アメニティ施設の新設、剥落しかけのタイル補修、屋根の葺き替え、など全面的な修繕と改修を行った。・・・

概要その他

設計者
青木淳・西澤徹夫
所在地
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
Goole Map >>
改修年
2020
掲載書誌
新建築2020年5月号
賞・選定
日本建築学会賞
URL
https://tezzonishizawa.com/kyoto-city-museum/

リノベーションの手法・キーワード 等

壁面改変, 増築, 対比

 

 

 

記録作成者

氏名
桐原武志
所属
Free JIA再生部会