ローマ第3大学建築学部、MACRO Testaccio
Before:Mattatoio di Testaccio → After:ローマ第3大学建築学部、MACRO Testaccio
リノベーション概要
Before | After | |
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建築名称 | Mattatoio di Testaccio | ローマ第3大学建築学部、MACRO Testaccio Dipartment of Architecture Roma Tre、MACRO Testaccio |
建築用途 | 生産施設 工場 | 教育施設, 展示施設, 事務所 大学 美術館 オフィス |
建築概要/ Renovation 概要 | 19世紀後半に建てられた平屋建てレンガ造の工場施設。長方形のボリュームが合理的に連続配置。食肉市場は1975年に廃止され、その後しばらくイベントスペースとして使われていた。 | 19世紀後半に建てられたテスタッチョ地区の食肉処理場は、新工場の建設とともに1975年に閉鎖された。広大な面積をもつ建物群は、産業遺産として保存活用されることとなり、現在では現代美術館別館、ローマ第3大学建築学部、交通警察事務所、および地域のカルチャーセンターなどに使用されている。元の工場建物の空間はほぼそのまま活用され、かつての食肉処理場のサインやレールが至る所に残され、痕跡を残したデザインとなっている。土地建物の所有はローマ市だが、利用者がそれぞれのリノベーションの発注を行った。 |
概要その他
- 設計者
- Insula Architettura & Ingegneria, Stefano Cordeschi , A. Beuchat, C. Garofalo, S. Converso/ Massimo & Gabriella Carmassi/ Cupelloni Architettura
- 所在地
- イタリア、ローマ
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- 改修年
- 2002,2010
- 建築規模
- 25,000㎡
リノベーションの手法・キーワード 等
用途変更, 痕跡, 壁面保存, 対比, 補強, アート
備考
入り口の上部に掲げられた看板「TRIPPERIA」とは牛の胃袋専用の臓物処理場のこと。こうした看板はそのまま設置され、かつての痕跡を残したデザインが採用されている。
記録作成者
- 氏名
- 柳沢伸也
- 所属
- JIA再生部会