正田醤油本社屋

Before:正田醤油 八号蔵 → After:正田醤油本社屋

改修前の八号蔵内観/提供:正田亨+正田智子

エントランスホールから見たアトリウム/桐原武志(2023年)

面積区画のうだつ壁が立ち上がる外観/桐原武志(2023年)

新しくトップライトを設けた多目的ホール/桐原武志(2023年)

大正初期に建てられた長さ100mに及ぶ大きな蔵を保存し、現代的オフィスに転用した事例。正田醤油の創業130周年事業として、老舗企業の持つ歴史性の尊重と文化の継承につながった。

リノベーション概要

BeforeAfter
建築名称正田醤油 八号蔵正田醤油本社屋
Shoda Soy Sauce Headquarters
建築用途生産施設 工場 事務所 オフィス
建築概要/
Renovation 概要

明治末期から大正5年に醤油の醸造蔵として建てられ、その後倉庫として使われていた八号蔵。登録有形文化財

大正初期に醤油醸造蔵として建てられた大きな蔵を、小屋組を保存し現代的なオフィスに転用した事例。当初、正田醤油という老舗企業の創業130周年事業として本社新築計画が持ち上がったが、既存のトラスによる小屋組が原形をとどめていたために保存転用されることとなった。

概要その他

設計者
マヌファット(正田亨+正田智子)、堀之内建築事務所、構造:山辺豊彦
所在地
群馬県館林市栄町3-1
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改修年
2004
建築規模
延べ面積:2,659.20㎡
掲載書誌
住宅建築2005年2月号
資料
http://kitanokisekkei.com/wp/ss/
資料・その他(PDF)
[ PDF版資料ダウンロード ]
賞・選定
公益社団法人日本建築士会連合会 2005年 日本建築士会連合会賞優秀賞
URL
http://kitanokisekkei.com/wp/ss/

リノベーションの手法・キーワード 等

用途変更, 壁面保存, 対比, 補強

 

備考

隣接する旧六号蔵は市民に開放されたギャラリーや集会施設、旧店舗は記念館に活用されている。
正田醤油本社屋についての設計者によるホームページ:
http://kitanokisekkei.com/wp/ss/

 

 

記録作成者

氏名
桐原武志、柳沢伸也
所属
JIA再生部会