クリエイティブセンター大阪・旧総合事務所棟

Before:名村造船所大阪工場・総合事務所棟 → After:クリエイティブセンター大阪・旧総合事務所棟

前面道路側のリノベーション前の外観/提供:千島土地株式会社

屋上に設けられた「名村船渠]の文字看板を含め、造船所の建物の姿が残されている。/桐原武志 2026年撮影

4階の原寸室。かつて船の設計図を床に原寸大で描いた線が遺されている。/桐原武志 2026年撮影

2階床を撤去し吹抜けとしたBlack Chamberイベントスペース。壁全体を黒色に塗装。/提供:千島土地株式会社

[No244] 近代化産業遺産に認定されていることもあり、工場の建物に極力手を加えず、展示施設としてリノベーションされている。

リノベーション概要

Before

建築名称名村造船所大阪工場・総合事務所棟
建築用途生産施設
建築概要

1988年に名村造船所大阪工場が現状有姿で返還され、住宅地など一般的な活用が出来ない中、アートの拠点として跡地を活用することとなった。

After

建築名称クリエイティブセンター大阪・旧総合事務所棟
Creative Center Osaka
建築用途 集会施設, 展示施設 その他 展示場
リノベーション概要

木津川河口に位置する名村造船大阪工場が1988年に退去し、残されたドッグ(船渠)や事務所棟、約42,000㎡の敷地の活用を土地を所有する千島土地株式会社は模索していた。2004年に開催されたアートイベント「「NAMURA ART MEETING‘04-’34 」が好評であったことをきっかけに芸術文化の拠点として活用することとなった。2007年に経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されたこともあり、ドック(船渠)や原寸図室など遺構を活かした個性的な空間でアートとコミュニケーションの実験的な空間になるようなリノベーションが行われている。
・Studio PARTITTA:音楽イベント、リハーサルスタジオに最適なホールステージ、音響・照明ブース完備
・総合事務所棟/1-2階:壁面全体が黒い1階と2階吹き抜けの空間
・総合事務所棟/2階:白い壁で覆われた空間(講演会、展示スペース等)
・総合事務所棟/3階スペース:造船所時代に社員食堂として使用されていた広大な空間(展示イベント等)
・総合事務所棟/4階:造船所時代に原寸図を作成していた原寸室は撮影や展示スペース等に利用

設計者 UD consultants
所在地
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改修年 2005年
建築規模 構造規模:鉄骨造4階建、建築面積:354.23㎡、延べ床面積:2,654.01㎡
掲載書誌 Casa BRUTUS
賞・選定 2007年経済産業省「近代化産業遺産」認定
URL https://www.chishimatochi.com/regional/base/1051/

リノベーションの手法・キーワード 等

文化・産業遺産

用途変更, 遺構

 

 

 

記録作成者

氏名
桐原武志
所属
Free / JIA再生部会