舞台装置のIT化、利用形態の変化等に対して、その役割を十分に果たすことが出来なくなっていた

既存建物の外壁と外側を曲面のガルバリウム鋼板で覆う事により生まれた半外部的な明るい空間に、新たな階段を設け、1階のエントランスホールとホワイエの機能の内、ホワイエ機能を2階に移し、明快な構成にリノベーションされている。ホワイエを2階に移すことにより、ホールの客席に勾配が付き、舞台が見やすくなっている。外壁に新に設けられた曲面は建物に個性を与えると共に、2階～3階の内部空間は敷地境界まであるが、1階の壁面は道路からさがった位置になっている。