梓設計 本社オフィス HANEDA SKY CAMPUS(HSC) 

Before:MFIP羽田 → After:梓設計 本社オフィス HANEDA SKY CAMPUS(HSC) 

竣工時の外観:大きいガラスが嵌められた3Fが梓設計/提供:梓設計

ゾーニングを横断するように貫通する長さ100mのランウェイ/提供:梓設計

トラックバースの段差を利用し、段床を設け、ラウンジスペースとして活用。/提供:梓設計

2面採光の開放的なカフェテリア/提供:梓設計

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物流倉庫として計画されていた建物の一角を100m先までも見通せる面積5,300㎡、階高6.6mの巨大オフィス空間として活用。在来のオフィスにはない働き方が物流倉庫として計画されていた建物の一角を100m先までも見通せる面積5,300㎡、階高6.6mの巨大オフィス空間として活用。在来のオフィスにはない働き方が生まれている。生まれている。

リノベーション概要

BeforeAfter
建築名称MFIP羽田梓設計 本社オフィス HANEDA SKY CAMPUS(HSC) 
HANEDA SKY CAMPUS
建築用途交通流通施設 流通倉庫 事務所 オフィス
建築概要/
Renovation 概要

新築の延べ床面積81,030㎡、階高6.6m、地上5階建ての巨大物流倉庫3階の約5,300㎡を竣工前に大きな窓を設けるなど現場の設計変更にて対応。

・巨大な物流倉庫空間・・面積5300㎡、階高6.6mの巨大な物流倉庫空間を、間仕切りを最小限とし、社長室も役員室も設置しないワンプレートの今までにないオフィス空間になっている。ワークスペースやラウンジ、カフェテリア、ホールなど、さまざまなゾーンが一体的なワンルームの中に並置され、有機的なつながりの中で成立する構成で、例えばワークスペースからホールでのレクチャーの様子が垣間見えたり、仕事に疲れたらカフェテリアでフラット息抜き出来たりと、オフィスを仕事の作業場と捉えるのではなく、「ラフさ]を持った場とすることを狙っている。
・フリーアドレス・・450名の社員全員がフリーアドレスで働いている。今ではこの働き方が自然と身に付き、社員の自立性の向上にもつながっている。コロナ禍前は限定的(育児、介護なと特別な理由がある写真のみ)だった在宅勤務も今では当たり前になり、在籍率は平均40%となり、フリーアドレス+在宅勤務を採用することで働き方は大きく変わり、社員の裁量は向上し、自由な働き方が促進されている。
・ウェルネスのかたち・・外部委託したカフェテリアで昼食の提供と、終日営業のカフェスタンドで軽食や読み物の提供を行っている。仮眠室や卓球台にもなるミーティングテーブル、社内のいたるところに植栽を配するなど、仕事の息抜きが出来る要素をオフィスの中にちりばめている。これらの取り組みが評価され2020年に健康促進性能評価制度「WELL認証」のプラチナ認証を取得している。

概要その他

設計者
梓設計
所在地
東京都大田区羽田旭町10-11MFIP羽田3F
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改修年
2019年
建築規模
梓設計専有部分:約5,300㎡
掲載書誌
新建築2019/12
資料・その他
JIA会報 JIA MAGAZINE No404 抜粋
資料・その他(PDF)
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賞・選定
日経ニューオフィス賞経済産業大臣賞/グッドデザイン賞/日本空間デザイン賞金賞/日本建築学会作品選集新人賞/WELL認証最高ランク取得 他
URL
https://www.azusasekkei.co.jp/work/view/562

リノベーションの手法・キーワード 等

用途変更, 壁面改変

 

 

 

記録作成者

氏名
斎藤愼一
所属
梓設計