連家

Before:精米所 → After:連家

精米所として使われていた建物/株式会社 古賀組

東面ファサード。屋根は元あった瓦屋根を葺き直し、外壁はシラスを加えた漆喰により仕上げた/山内 紀人

広間より、左手にダイニング、キッチンが見える/山内 紀人

コミュニティースペース。小屋組みに取り付けられていた滑車は精米所の記憶として残している/山内 紀人

関連タグ: ,

[No234] リノベーションの魅力や可能性を伝えるために、現代のライフスタイルに合わせて改修した古民家リノベーションのモデルハウス

 

リノベーション概要

Before

建築名称精米所
建築用途生産施設 工場
建築概要

築70年程の精米を行う平屋と、倉庫として使用されていた2階建ての建物で構成された精米所。

After

建築名称連家
RENKA
建築用途 住居施設, 集会施設 住宅 地区センター
リノベーション概要

 連家<れんか>は旧朝倉町の中心地に建つ築70年の精米所を、リノベーションの魅力や可能性を伝えるために、現代のライフスタイルに合わせて改修した古民家リノベーションのモデルハウスです。
 もともと精米所であったこの建物は、精米を行う平屋と、倉庫として使用されていた2階建ての建物が繋がった形の建物でしました。
 住宅としては規模が大きかったため、2階建て部分をモデルハウス、平屋部分は+αスペースとして、地域の人々のコミュニティスペースとなるよう設計した。
 モデルハウスとコミュニティスペースの間にエントランスを設け、土間が2つの空間を繋げるような構成とし、その土間から天井の低い部分を通って、両端に吹き抜けのある大空間に到達するリズミカルな空間体験となることを意図しました。
 また30cmほどある既存の丸太の梁と調和するように、木目の強い合板や、大きな家具、幅広なフローリングなどを用い、大ぶりな既存の構造体に対して、新築部分を調和させる設計としています。
 構造については、既存の柱に強度的な期待を持てなかったため、新たにコンクリートのベタ基礎を打設し、曳家の技術を使い傾いていた既存柱、梁のレベル調整を行った上で、その横に沿わせるように新設の柱を設置した。
既存の柱、梁を用いながら補強を行うことで、現行法規同等程度の耐震性能となっている。

設計者 raumus / 竹田 真志
所在地 福岡県朝倉市宮野1919−3
Google Map >>
改修年 2024年
建築規模 延べ床面積 : 188.60㎡ 2階建て
賞・選定 第12回 再築大賞 最優秀賞(国土交通大臣賞) グッドデザイン賞 2025 

リノベーションの手法・キーワード 等

用途変更, 痕跡

 

 

 

記録作成者

氏名
竹田 真志
所属
raumus