
建築家ブルネレスキの初期作品である捨て子養育院を博物館へリノベーション。4年にわたる工事を経て2017年に完成した。主な改修は広場に面するファサードと中庭空間の修復であり、地下には新たな展示空間、3階部分にはカフェテリアが増築された。ミニマルデザインの階段とエレベーター及び金属製の玄関扉が設置され、建物は新たな姿へと生まれ変わった。
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建築家ブルネレスキの初期作品である捨て子養育院を博物館へリノベーション。4年にわたる工事を経て2017年に完成した。主な改修は広場に面するファサードと中庭空間の修復であり、地下には新たな展示空間、3階部分にはカフェテリアが増築された。ミニマルデザインの階段とエレベーター及び金属製の玄関扉が設置され、建物は新たな姿へと生まれ変わった。
建築家ジュゼッペ・テラーニの設計で、1936年に、国家ファシスト党の本部として建てられた。戦後は、地元の財務警察本部に使用されている。イタリア近代建築の傑作とされ、その歴史的・芸術的価値により、1986年に国の文化遺産として登録された。
外部と共有部は竣工時のデザインを尊重し、各住戸の間取りは近年のニーズに応えたものに改修した。また耐震補強も行った。
営業を行いながら毎年少しずつ改修を進め、竣工時の魅力を最大限に引き出しつつ、現代の使用に合わせた最適化を行っている。
建築家ジュゼッペテラーニが設計した幼稚園を、元の状態に丁寧に戻した改修。廊下や教室間に可動壁を導入し、衛生的な食堂室を独立して配置するなど保育園の機能的な斬新さは、後の近代的な学校の原型とされた。天井から床までの全面ガラス、横長の連想窓、縦長スリット窓の3種類を組み合わせ、特徴的な外観を形成している。
トタンによる軽量のプレハブ工法で製作され、米軍の兵舎などに多く使われていた「クォンセット・ハット」を教会として活用
今日的な性能に引き上げるスケルトン改修であるが、歴史と原設計を尊重して保存・修復・復元も行い、公開エリアを設けて社会に開かれた建築として再整備した。
築100年近い町屋を住宅兼事務所に改修。建物本来の美しさの再発見を基本方針とし、伝統的な職人技術の造作を加えて新旧の融合を図り改修
スタジオ公演に対応し、練習時においても舞台に立っている気持ちになれるような、舞台+客席という雰囲気の内装にリノベーション
”展示しながら、保管する”をコンセプトに体育館を大型作品の展示空間に、教室棟を展示室と収蔵庫にリノベーション
看板建築の外観はそのままに、そこに家形をイメージさせるデザインを描き、建物を大きく見せるデザインに、小さく見せるデザインを重ね、イメージの遍歴を表現
銭湯を直接リノベーションした事例ではないが、銭湯に新たな価値加え継承する手法として、銭湯のあるくらしを提供できる場「銭湯付きシェアオフィス」を増築。